本ツールは、電灯負荷リスト・動力負荷リストをWeb上で作成できるツールです。
インストールは不要で、ブラウザ上で動作します。
入力した設備の情報がサーバーに送信されることはありません。
計算はすべて手元のデバイス内で完結します。
このページでは、各回路の数値入力から負荷リストXlsx出力や負荷集計結果を得るまでの手順を、
実際の画面に沿って解説します。
ご使用の前に
PCでの利用を推奨します
マウスコントロールとPC画面比率を前提としており、スマートフォンでは操作が困難です。
画面の小さい端末で開いた場合は、その旨の案内が表示されます。
計算結果の位置づけ
本ツールが出力する判定は、設計判断を補助する目的で提供するものです。
最終的な設計判断は利用者の責任において行ってください。
また、本ツールは雷保護システムの設計全体を代替するものではありません。
引下げ導体、接地、等電位ボンディングなどの計画は検証対象外です。
画面の構成
画面は5つの領域に分かれています。
上:ツールバー
表示モードの切り替え(負荷リスト/負荷集計)、元に戻す/やり直す、保存/開く、
そしてXlsx(プルダウンでCSV)出力ボタンが並びます。
左:リストパネル
入力した要素が2つの区分で表示されます。
– 変圧器 … 変圧器の追加、変圧器の切り替え、変圧器名称の設定
– 分電盤 … 分電盤の追加、各分電盤の主要パラメータの表示
編集する変圧器を選択し、分電盤(幹線)を追加します。
このパネルで追加した分電盤に後述の領域で回路を入力していきます。
編集中の分電盤は赤色で強調表示されます。
中央:負荷リスト作成パネル(又は負荷集計表示領域)
表示モードにより負荷リストと負荷集計表を切り替えて使います。
負荷リストモードでは負荷リストの編集が行えます。
右:詳細パネル
左または中央で選択した項目の詳細パラメータを表示する領域です。
各種パラメータの変更に加え、不平衡の計算結果を表示します。
下:警告パネル
エラーや注意が必要な内容を表示します。
基本の流れ
変圧器を設定
↓
分電盤を設定
↓
回路を追加
↓
負荷集計の確認 / 負荷リスト・負荷集計のXlsx(又はCSV)出力
変圧器の設定
左上が変圧器の欄です。`+電灯`及び`+動力` ボタンで追加、`削除`ボタン で削除、
名称は変圧器名称欄で変更可能です。
動力変圧器は二次電圧の切替えも、この画面で行います。
負荷集計Xlsx出力時は変圧器毎に1シートで作成されます。
以降、電灯と動力の画面を分けて解説します。
分電盤の設定
変圧器の下が分電盤の欄です。「+ 分電盤を追加」で追加し、
クリックで編集する分電盤を選択します。
編集中の分電盤は赤色で強調表示されます。
編集中の分電盤のパラメータは、右側の詳細パネルに表示されます。
– 幹線番号 … 幹線番号の設定を行えます。自由記入式ですが、重複する場合は警告パネルに警告が表示されます。
– 盤名称 … 盤名称の設定を行えます。自由記入式です。
– 電気方式 … 単相2線式/単相3線式の切り替えを行えます。
– 回路種別 … AC/AC-GC/AC-GC-DCの切り替えを行えます。
– 電圧 … 電圧の切り替えを行えます。主に単相2線式用です。
– 主幹定格(A) … 主幹器具の定格電流をプルダウンから選択できます。設計負荷電流を下回る設定とした場合は警告パネルに警告が表示されます。
回路の設定
回路の追加
中央の負荷リスト作成パネル上部の「+ 〇100V」等のボタンで回路を追加します。
回路種別に応じたボタンを用意しています。
〇A … 主幹1次側回路
〇1 … AC100V回路
◎1… AC200V回路
□1… AC-GC100V回路
▣1… AC-GC100V回路
◇1…DC回路
名称・種別・容量の入力
表のセルに直接入力可能です。
または右の詳細パネルでも入力可能です。
同じ回路種別が連続する場合などに便利な”まとめて選択”機能があります。
| 操作 | 挙動 |
| クリック | 1件のみ選択 |
| Ctrl+クリック | 現在の選択に追加(再度クリックで除外) |
| Shift+クリック | 1点目から2点目までの範囲選択 |
| Ctrl+Shift+クリック | 現在の選択に1点目から2点目までの範囲選択を追加(または除外) |
まとめて選択中は右の詳細パネルで一括パラメータ編集が可能です。
※一括パラメータ編集に対応するのは負荷の名称、種別、容量のみです
並べ替えと整列
回路をドラッグ&ドロップすると、回路の並べ替えを行えます。
回路番号と接続相は自動で変更されます。
また、中央の負荷リスト作成パネル上部の整列ボタンで回路の整列を行えます。
| 操作 | 挙動 |
| 回路記号順 | ○A → ○ 1→ ◎1 → □1 → ▣1 → ◇1 の順に整列 |
| 種別順 | 照明 → 非常用照明 → 誘導灯 → コンセント → FCU → OA負荷 → その他 → 予備 の順に整列 |
なお、整列は不平衡を考慮せず行われます。
整列後は不平衡の警告が出ていないか、警告パネルを確認してください。
負荷集計の表示
負荷リスト記入後、負荷集計モードに切り替えると集計結果が表示されます。
負荷集計表示領域の上部には変圧器全体の集計カードが表示されます。
接続された盤すべての合計値が表示されます。
変圧器カードの下には各分電盤毎の集計カードが並びます。
これらの値は(一社)公共建築協会出版の「建築設備設計計算書作成の手引」で解説する「電灯設備負荷集計表」/「動力設備負荷容量集計表」に沿うよう考慮しています。
※本ツールで算出した値は参考値であり、必ずしも(一社)公共建築協会出版の「建築設備設計計算書作成の手引」に則った計算結果を保証するものではありません。最終的な判断は利用者ご自身の責任において行ってください。
制御盤の設定
変圧器の下が動力盤の欄です。「+ 制御盤を追加」で追加し、
クリックで編集する動力盤を選択します。
編集中の動力盤は赤色で強調表示されます。
編集中の動力盤のパラメータは、右側の詳細パネルに表示されます。
– 幹線番号 … 幹線番号の設定を行えます。自由記入式ですが、重複する場合は警告パネルに警告が表示されます。
– 盤名称 … 盤名称の設定を行えます。自由記入式です。
– 盤種別 … 一般盤/昇降機盤の切替えを行えます。
– 回路種別 … AC/AC-GCの切り替えを行えます。
– 電圧 … 変圧器の二次電圧設定によります。
– 主幹定格(A) … 主幹器具の定格電流をプルダウンから選択できます。設計負荷電流を下回る設定とした場合は警告パネルに警告が表示されます。
回路の設定
回路の追加
中央の負荷リスト作成パネル上部の「+ 電動機等」のボタンで回路を追加します。
回路設定の入力
表のセルに直接入力可能です。
または右の詳細パネルでも入力可能です。
同じ回路種別が連続する場合などに便利な”まとめて選択”機能があります。
| 操作 | 挙動 |
| クリック | 1件のみ選択 |
| Ctrl+クリック | 現在の選択に追加(再度クリックで除外) |
| Shift+クリック | 1点目から2点目までの範囲選択 |
| Ctrl+Shift+クリック | 現在の選択に1点目から2点目までの範囲選択を追加(または除外) |
まとめて選択中は右の詳細パネルで一括パラメータ編集が可能です。
※一括パラメータ編集に対応するのは負荷名称、区分、稼働区分、台数、力率のみです
※容量の一括記入機能は今後実装予定です
(※重要)入力切替ボタンと定格出力[kW]と入力容量[kVA]について
入力切替ボタンで手動入力先を定格出力[kW]/入力容量[kVA]で切替えます。
各入力モードの挙動は以下の通りです。
– 定格出力入力モード 定格出力と規約電流、台数を手動入力します。入力容量は規約電流から自動算出されます。
– 入力容量入力モード 入力容量と規約電流、力率を手動入力します。定格出力は力率から自動算出されます。
※定格出力入力モード時も力率の入力は可能ですが、他の数値には一切影響しません。
※入力容量入力モード時は、定格出力を逆算する関係で台数は1固定です
並べ替えと整列
回路をドラッグ&ドロップすると、回路の並べ替えを行えます。
また、中央の負荷リスト作成パネル上部の整列ボタンで回路の整列を行えます。
| 操作 | 挙動 |
| 区分順 | 冷凍機等 → パッケージ型空調機 → 空調及び換気関係 → 衛生関係その他 → その他 の順に整列 |
負荷集計の表示
負荷リスト記入後、負荷集計モードに切り替えると集計結果が表示されます。
負荷集計表示領域の上部には変圧器全体の集計カードが表示されます。
接続された盤すべての合計値が表示されます。
変圧器カードの下には各分電盤毎の集計カードが並びます。
これらの値は(一社)公共建築協会出版の「建築設備設計計算書作成の手引」で解説する「動力設備負荷容量集計表」に沿うよう考慮しています。
※本ツールで算出した値は参考値であり、必ずしも(一社)公共建築協会出版の「建築設備設計計算書作成の手引」に則った計算結果を保証するものではありません。最終的な判断は利用者ご自身の責任において行ってください。
負荷リスト・負荷集計の出力
右上の出力ボタンを押すと選択した形式で負荷リスト・負荷集計共に1つのデータで出力されます。
負荷集計は計算式も残して出力されますが、独自の表フォーマットでの出力です。
保存と読み込み
ツールバーの「保存」で検討内容をファイルとして保存でき、「開く」で読み込んで続きから検討できます。
保存したファイルは手元に残ります。サーバーには送信されません。
保存したデータには暗号化等は施されません。
取り扱いは利用者ご自身の責任において行ってください。